ブランド靴は普通の防水スプレーで大丈夫?適切な保護方法とは
2025/03/17
お気に入りのブランド靴を長く美しく保つためには、適切なケアが欠かせません。特に、雨の日や汚れから守るために「防水スプレー」を使用する方も多いでしょう。しかし、「普通の防水スプレーで大丈夫なのか?」と疑問に思ったことはありませんか?
実は、防水スプレーには種類があり、靴の素材によって適切なものを選ばなければ、逆に傷めてしまう可能性があります。本記事では、ブランド靴に適した防水スプレーの選び方や、正しいお手入れ方法について詳しく解説します。
普通の防水スプレーでも大丈夫?
結論から言うと、「普通の防水スプレー」ではブランド靴の素材に適していない場合があります。 その理由は、防水スプレーの成分や特性が、靴の素材によって異なるからです。
防水スプレーには大きく分けて以下の2種類があります。
1. シリコン系防水スプレー
• 表面に防水膜を作るタイプ
• 効果が強いが、革靴やスエードには不向き
• 通気性が損なわれる可能性がある
2. フッ素系防水スプレー
• 素材の繊維に浸透し、撥水性を高める
• 革靴やスエードにも使用できる
• 通気性を保ちつつ防水効果を発揮
ブランド靴の多くは、天然皮革やデリケートな素材を使用しているため、フッ素系防水スプレーが推奨されます。 普通の防水スプレーを使用すると、シミができたり、素材が硬化したりする恐れがあるので注意が必要です。
ブランド靴を守るための適切なケア方法
1. 適切な防水スプレーを選ぶ
ブランド靴には、フッ素系の防水スプレーを使用し、事前に目立たない部分で試すのがベスト。
2. 使用前に靴を清潔にする
ほこりや汚れがついたままスプレーすると、ムラになったり、汚れを閉じ込めてしまうことがあります。使用前にブラッシングやクリーナーで汚れを落としましょう。
3. 適切な距離でスプレーする
スプレーは20~30cmほど離して、均一に吹きかけるのがポイント。近すぎるとシミになりやすいので注意。
4. 乾燥させてから仕上げる
スプレー後はしっかり乾燥させ、必要に応じて2回目のコーティングをすると防水効果が高まります。
5. 定期的なメンテナンスを心掛ける
一度スプレーすればOKではなく、雨の日の後や数週間ごとに再度スプレーすることで、効果を維持できます。
まとめ
ブランド靴を守るためには、普通の防水スプレーではなく、靴に適したフッ素系防水スプレーを使用するのがベストです。特に革靴やスエードはデリケートな素材のため、シリコン系の防水スプレーを使うとダメージを与える可能性があります。
さらに、防水スプレーだけでなく、日頃のメンテナンスや適切なケアを行うことが長持ちの秘訣。正しい方法でお手入れをして、大切なブランド靴を美しくキープしましょう。